お客様より問い合わせがあり頻度の高いものを掲載しておりますので、ご参考にして下さい。
TOP 〉よくあるご質問
SGPは鋼管の材料を示す記号です。
FSGPは管継手の材料を示す記号で、鋼管と区別する為にフィッティング(継手)の「F」を付けて表示します。
PT370 使用温度 0℃~450℃程度
PG370 使用温度 -10℃~350℃程度
PL380 使用温度 -50℃程度 までの氷点下、特に低い温度で用いられます。
流体の使用温度により使い分けが行なわれています。
大きな違いはなくメーカー・問屋などでどちらを使うかさまざまです。
A呼称はmmを基準とした呼び方。B呼称はinchを基準とした呼び方、となっております。
弊社におきましては、通常はB呼称で対応し、お客様との取り交わした仕様によりA呼称で対応する場合もあります。
寸法表にないサイズにつきましてはJISには適合しません。又、金型を製作することにより製作可能なサイズもあります。一度ご相談ください。
当社ではロング・ショートの区別はありません。径違いエルボの曲げアール(R)は1種類のみロングタイプを基準としています。詳細につきましては当社カタログの寸法図を参照下さい。
クロスは、外国規格(ASME / ANSI)に規定されております。弊社では、同径クロスについては32A~200AのSGP・スケジュール40まで在庫しており即納体制をとっております。径違いクロス及びステンレス鋼のクロスについては在庫しておりませんが、Tを切断して溶接組立する方法であれば製作可能ですのでお問い合わせ下さい。
カタログにも寸法図を載せていますが、呼び圧力 10KのSGP・スケジュール40は在庫品です。合わせて、呼び圧力 5KのSGP品も即納体制を、とっておりますのでお問い合わせ下さい。
寸法表にないサイズにつきましてはJISには適合しませんが、他の角度も含めて金型を製作することにより製作可能なサイズもあります。一度ご相談ください。
今回のご要望はJIS規格内で製作可能です。また、当社はお客様のご要望により特殊な形状・寸法(外径・肉厚)などの継手を自社工場で製作出来る体制を取っていますのでご相談下さい。
通常在庫品には一次防錆塗装を塗布していますが表面の防錆塗料・汚れ・酸化スケールをショットブラストにより除去した加工品をショット掛け無塗装品と呼び、酸洗液で洗い脱脂をした商品を 酸洗品 とし区別しています。
尚、酸洗品は脱脂をするのに時間がかかる・素手にて取り扱わないなど厳しい基準がある為、当社としては標準在庫としてショット品を準備しており幅広くご愛顧いただいています。
対応可能です。納期・価格は御見積りとなりますが当社にご用命下さい。その他、ジンクリッチプライマー・ガス塗装品(PR130)・ショット掛け無塗装品・酸洗品など特殊加工・特殊塗装など相談に応じます。
■パーカー処理について
鋼の腐食の進行を抑える為に行なう表面処理の中に下記の3つがあります。また、歴史的背景は異なりますが処理内容及び効果は同じものです。処理内容・効果については①に、その後の展開を②・③に記しています。
① リン酸塩皮膜処理
鋼の表面処理の一つであり、リン酸鉄、リン酸亜鉛、リン酸マンガン等のリン酸塩の溶液を用いて、金属の表面に化学的にリン酸塩皮膜を作り、表面の腐食を抑える為に行なう。腐食を抑える表面保護の他に塑性加工時の潤滑剤の用途としても用いられる。
② パーカーライジング処理
リン酸皮膜処理はイギリスで最初の特許が取得されたが、アメリカのパーカー兄弟がイギリスの特許使用権を取得し、パーカー・ラストプルーフ社を設立し本格的に工業的に発展した。当時の戦時需要や自動車産業に用いられ、パーカーライジング処理の名称で広まった。
③ ボンデ処理 [ボンデライト]
パーカー社が販売していたリン酸塩処理材が「ボンデライト」という商品名で販売されており、ボンデライトを使った処理を「ボンデ処理」と言う。
アルマー加工について
溶融アルミニウムめっき(アルミニウム 100% のドブづけめっき)を施した鉄鋼製品の一般的呼称であり、 海洋・海浜環境など塩害の厳しい地域で、従来の溶融亜鉛メッキの10倍の耐食性があります。
以上の様に、用途により色々な表面処理加工があり通常在庫品の溶融亜鉛メッキ・Wメッキ以外でも注文可能ですので、是非お問い合わせください。お見積り致します。
① JIS B 2312 での取決めについて
PG370の鋼管の使用材料としてSTPG370-SとSTS370-S。または、これらに相当する材料と規定されています。
② 管継手製造の原材料寸法について
管継手製造の際、原材料を拡大或いは圧縮して目的の形状・外径・厚さにします。その為、特殊外径・特殊肉厚のパイプを使用し製造しています。
③ STS370-Sを原材料として使用する理由
STPG370-Sでは基準品しか規定されていない為、特殊寸法は認められていません。しかし、STS370-Sでは基準品加え『受渡当事者間の協定による』と明記されている通り、特殊寸法の材料が認められています。その為、管継手のJIS規格でPG370の原材料として認められ。かつ、管継手を製造するに最適な寸法の原材料が調達できるSTS370-S等の材料を使用しています。
④ 安心してご使用いただけます
・STPG370は350℃程度以下で使用する圧力配管用
・STS370は350℃程度以下で使用圧力の高い高圧力配管用
となっており、どちらも圧力配管に使用する材料であります。管継手のPG370に使用する材料としては、どちらも対応可能といえます。
JIS G 3452 適用範囲
この規格は、使用圧力の比較的低い蒸気・水(上水道用を除く)・油・瓦斯・空気などの配管に用いる炭素鋼鋼管について規定する。
JIS規格では、「使用圧力の比較的低い…」と圧力を明記していない。これは、使用圧力については使用者が各適用規格、法規等に基づき設定するものという観点で敢えて示していないが、以前のJIS規格では明記していた。
なお、各鋼管メーカーカタログ等では次のようにしている。
SGP鋼管の使用圧力・使用温度 | ⇒ | 最高使用圧力 1.0MPa 程度 |
使用温度 0℃ ~ 350℃ |
管継手も鋼管の記載内容に準じております。
45EL 100A SGP の中心のズレを計算する場合、下記の式にて求める事ができます。
【式】 (係数)0.5858 × 〔F寸法〕 = ズレの数値(X)
【答】 0.5858 × 152.4 = 89.28mm
45EL 100A の場合、ズレは89.28mmです
※係数についての詳細はお問い合わせ下さい。
45EL 100A SGP の高さを計算する場合、下記の式にて求める事ができます。
【式】 (係数)0.707(〔F寸法〕+〔OD寸法〕÷2) = 高さの数値(X)
【答】 0.707(152.4+114.3÷2) = 148.2mm
45EL 100A の場合、高さは148.2mmです
※係数についての詳細はお問い合わせ下さい。
JIS表示認証取得工場としてSU継手を製作在庫販売しております。2013年12月に取得したばかりで現在75SUから200SUまでのエルボ・チーズ・ラップジョイントの販売となりますが、今後随時製作販売を広げていく予定です。詳しくは当社ホームページに詳細を載せておりますのでご覧下さい。
※LJはJISを取得しておりません。
JISの規定によりシームレス管(S40・S80など)は管継手の種類・大きさに加え化学成分・機械的性質の成績等を記載した検査証明書、電縫管(SGP)は管継手の種類・大きさ等を記載した検査証明書に分けられます。
管材業界では総称として2つの証明書の事をミルシートと呼んでいます。お客様の要望で各種試験値の追記・注文番号など求められる事項については、ミルシートへの記載を検討させて頂きますので、お問い合わせください。